年下オトコたちの誘惑【完】
「なに?たりなかった?」
クスッと笑った碧都は、そんなイジワルを言ってくる。
素直にコクンと頷けば、驚いたのか碧都は目をまんまるくさせた。
けど、すぐにその顔はガラリと変わり、ふんっと鼻で笑った。
「じゃぁ、オトナのキスしようか」
その言葉の通り、わたしたちが今までしてきたキスとは違って、何度も角度を変えては碧都の想いのこもったキスが降ってくる。
「杏、口開けて?」
こ、こんなこと言われたのは初めてで、一瞬ためらう。
「ほら、早く。アーン、して」
なんだろう、この感じ。手慣れてるっていうか…。
逆にイラッとまでしてしまう。
「へぇ〜。無視すんだ?」
だって碧都が…悪い、じゃない。
ふてくされ気味のわたしに、顔を近付けたまま、にこやかに笑う碧都がいて。
それをチラチラと見ていると、シュルッという音が聞こえた。
「あっ、」
「隙ありー」
「んぁっ、はぁっ…」
シュルッと音がしたのは、わたしの着ていたバスローブの紐をほどく音。
それに思わず声をあげたところを、碧都の舌がためらいもなく入ってきた。
なにも考えられないくらい激しいキスに、頭がボーッとしてくる。
クスッと笑った碧都は、そんなイジワルを言ってくる。
素直にコクンと頷けば、驚いたのか碧都は目をまんまるくさせた。
けど、すぐにその顔はガラリと変わり、ふんっと鼻で笑った。
「じゃぁ、オトナのキスしようか」
その言葉の通り、わたしたちが今までしてきたキスとは違って、何度も角度を変えては碧都の想いのこもったキスが降ってくる。
「杏、口開けて?」
こ、こんなこと言われたのは初めてで、一瞬ためらう。
「ほら、早く。アーン、して」
なんだろう、この感じ。手慣れてるっていうか…。
逆にイラッとまでしてしまう。
「へぇ〜。無視すんだ?」
だって碧都が…悪い、じゃない。
ふてくされ気味のわたしに、顔を近付けたまま、にこやかに笑う碧都がいて。
それをチラチラと見ていると、シュルッという音が聞こえた。
「あっ、」
「隙ありー」
「んぁっ、はぁっ…」
シュルッと音がしたのは、わたしの着ていたバスローブの紐をほどく音。
それに思わず声をあげたところを、碧都の舌がためらいもなく入ってきた。
なにも考えられないくらい激しいキスに、頭がボーッとしてくる。