年下オトコたちの誘惑【完】
「もう、いいよ。わたし一人で見るから‼︎」
「はぁ?なんで、そうなんだよ」
「碧都には、わたしの気持ちなんて、わかんないのよ‼︎」
「お前だって、俺の気持ちわかんねぇだろうが‼︎」
せっかくの花火大会なのに。楽しみにしてたのに。
いっつも、なにかあればケンカばっか。わたしたちって、合わないのかな。
周りを見れば幸せそうに、カレシがカノジョを抱き寄せて見てたりして。
でもそれは、みんな若者ばっかで。もちろん碧都は若いけど、わたしはもう若くはないから。
あー、わたしがオトナになればいいのか。オトナっぽくない発言をするから、ダメなんだね。
急に静かになったわたしに、碧都が話しかけてきた。
「杏、悪りぃ。言い過ぎた」
「ううん、わたしが言い過ぎたの。ごめんね」
オトナ、オトナジョシにならないとっ。
「はぁ?なんで、そうなんだよ」
「碧都には、わたしの気持ちなんて、わかんないのよ‼︎」
「お前だって、俺の気持ちわかんねぇだろうが‼︎」
せっかくの花火大会なのに。楽しみにしてたのに。
いっつも、なにかあればケンカばっか。わたしたちって、合わないのかな。
周りを見れば幸せそうに、カレシがカノジョを抱き寄せて見てたりして。
でもそれは、みんな若者ばっかで。もちろん碧都は若いけど、わたしはもう若くはないから。
あー、わたしがオトナになればいいのか。オトナっぽくない発言をするから、ダメなんだね。
急に静かになったわたしに、碧都が話しかけてきた。
「杏、悪りぃ。言い過ぎた」
「ううん、わたしが言い過ぎたの。ごめんね」
オトナ、オトナジョシにならないとっ。