年下オトコたちの誘惑【完】
「でも一番スケベなのは、やっぱりあおちゃんだよねぇ‼︎」
「あー、せやな。いっちゃんスケベやな」
「バイトの子に手出すくらいだからな」

次々と、碧都がスケベだと言う三人。確かにそうかもしれない。

手出しちゃってんだもんね。

「23にして、オンナ経験は両手じゃ数えきれないやろ?」
「そうそう‼︎来るもの拒まず、だもんね‼︎あおちゃんは‼︎」
「初めては小学生だったしな」

は?ウソ…。ショウガクセイ?ランドセル背負ってる子が?

ヤッチャウノ?オンナノコと?そういうこと、しちゃうの?

しかも、両手じゃ数え切れないって…。ってことは、10人以上ってことだよね?

こんだけイケメンなんだもん。そりゃ、オンナノコが近寄ってくるよね。

でも、それを全部食してるってこと…?そうなの?そういうことなの?

「うっせぇ。反応しちまうコイツが悪い」

なんちゅー言い訳だよ‼︎ソイツのせいにすんなよ‼︎

やっぱりケダモノだな。それも恐ろしいケダモノ。

碧都が彼氏だったら、絶対イヤ‼︎長身で顔もよくて、オンナノコがキュンとしちゃうようなドエスだけど。

だって、ほぼ初対面のわたしにキスしちゃうんだよ⁉︎

ここは外国じゃありませんー‼︎日本なんですぅ‼︎

日本に、そんな文化はございませんー‼︎

こんな来るもの拒まずのオトコ。平気で浮気だってするんだ‼︎絶対。

わたしは誠実な人と、付き合うんだから‼︎だから、このオトコたちとは仕事が終われば、これっきりなんだから‼︎


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