年下オトコたちの誘惑【完】
「明日から、ここオープンすっから、お前採用してやるよ」
いやいや、ちょい待て。待ってくれ。このライオンさんは何を言ってるんだい?あれー?わたしやっぱり、脳内やられちゃったのかなぁ?
「口、閉じれば?」
「え?」
「すげぇ、ブサイク」
………。
ちょっと、刺してもいいかな。プスッと、フォークか何かで刺したいんですけど…。ダメかな。
「お姉さぁん‼︎」
「ゲッ、出た‼︎エロワンコ‼︎」
もう、なんなのよ。次から次へと…。あぁ、頭痛がしてきた…。
そうだ‼︎仮病を使おう‼︎
『そうだ‼︎京都へ行こう‼︎』みたいだけど…。だって、だって、だってさ‼︎もう、こんなとこにいたくないものっ‼︎
わたしは『あぅ…』と声を出して、その場にしゃがみ込んだ。
きっとエロワンコが心配してくれるはず…‼︎
「えっ⁉︎お姉さん⁉︎どうしたのっ⁉︎大丈夫?具合悪いの…?」
ふふん、引っかかったな。やっぱりエロワンコだけど可愛いところあるわ。
「えぇ、そうなの…。ちょっと頭痛がね…。あのね、だからわたし帰ろ…」
「どうせ、仮病かなんかでしょ」
はっ?誰よ‼︎今までうまくいってたのに‼︎ぶち壊したのは、どこのどいつだ‼︎
声をしたほうを見れば、そこには片方だけ口角を上げたヤマネコが立っていた。
クッソー‼︎あいつか‼︎もう出てくんなよー‼︎わたしは帰りたいんだよ‼︎頼むから帰してくれ…。
「違うもん‼︎」
え?エロワンコ?なになに、わたしを信じてくれるの‼︎
「お姉さんは、ほんとに具合悪いんだもん‼︎」
そうそう。そうよ、エロワンコ。もっと言ってやりなさい‼︎
「お姉さんは、欲求不満だから、体おかしくなっちゃったんだもんね?」
そうそう…。わたしは欲求不満で、って‼︎
「ちっがーぅ‼︎」
「イッ、いったぁい‼︎お姉さん‼︎急に、ぶたないでよぉ…。ひどいなぁ…」
ひどいのは、どっちよ‼︎何で、欲求不満で体おかしくなっちゃうのよ‼︎
「へぇ〜。欲求不満、ねぇ?」
やっ…‼︎何か、ライオン碧都の目が笑ってる‼︎怖いっ…‼︎
「眞一郎くん?わたし、そんなこと一言も言ってないわよねぇ?」
「えー?でも、お姉さん…」
「言ってない‼︎わよねぇ?」
わたしが軽く圧をかけると、エロワンコは『あはは…。気のせいだったみたいー』と、頭をポリポリ掻いた。
いやいや、ちょい待て。待ってくれ。このライオンさんは何を言ってるんだい?あれー?わたしやっぱり、脳内やられちゃったのかなぁ?
「口、閉じれば?」
「え?」
「すげぇ、ブサイク」
………。
ちょっと、刺してもいいかな。プスッと、フォークか何かで刺したいんですけど…。ダメかな。
「お姉さぁん‼︎」
「ゲッ、出た‼︎エロワンコ‼︎」
もう、なんなのよ。次から次へと…。あぁ、頭痛がしてきた…。
そうだ‼︎仮病を使おう‼︎
『そうだ‼︎京都へ行こう‼︎』みたいだけど…。だって、だって、だってさ‼︎もう、こんなとこにいたくないものっ‼︎
わたしは『あぅ…』と声を出して、その場にしゃがみ込んだ。
きっとエロワンコが心配してくれるはず…‼︎
「えっ⁉︎お姉さん⁉︎どうしたのっ⁉︎大丈夫?具合悪いの…?」
ふふん、引っかかったな。やっぱりエロワンコだけど可愛いところあるわ。
「えぇ、そうなの…。ちょっと頭痛がね…。あのね、だからわたし帰ろ…」
「どうせ、仮病かなんかでしょ」
はっ?誰よ‼︎今までうまくいってたのに‼︎ぶち壊したのは、どこのどいつだ‼︎
声をしたほうを見れば、そこには片方だけ口角を上げたヤマネコが立っていた。
クッソー‼︎あいつか‼︎もう出てくんなよー‼︎わたしは帰りたいんだよ‼︎頼むから帰してくれ…。
「違うもん‼︎」
え?エロワンコ?なになに、わたしを信じてくれるの‼︎
「お姉さんは、ほんとに具合悪いんだもん‼︎」
そうそう。そうよ、エロワンコ。もっと言ってやりなさい‼︎
「お姉さんは、欲求不満だから、体おかしくなっちゃったんだもんね?」
そうそう…。わたしは欲求不満で、って‼︎
「ちっがーぅ‼︎」
「イッ、いったぁい‼︎お姉さん‼︎急に、ぶたないでよぉ…。ひどいなぁ…」
ひどいのは、どっちよ‼︎何で、欲求不満で体おかしくなっちゃうのよ‼︎
「へぇ〜。欲求不満、ねぇ?」
やっ…‼︎何か、ライオン碧都の目が笑ってる‼︎怖いっ…‼︎
「眞一郎くん?わたし、そんなこと一言も言ってないわよねぇ?」
「えー?でも、お姉さん…」
「言ってない‼︎わよねぇ?」
わたしが軽く圧をかけると、エロワンコは『あはは…。気のせいだったみたいー』と、頭をポリポリ掻いた。