愛合傘Ⅰ~終わることで始まる物語~【完】
「先生、ごめんなさい。ありがとうございます。」
私はそしてゆっくりと家に帰った。
疲れきった体をベットに預けた。
毎日毎日思うようになった。
1日がこんなに早く終わると感じるのは気のせいか。
あっという間に時間は過ぎ、また明日週末。
来週にはもう12月にはいる。
私はなにもしたくないとシャワーを浴びてベットに横たわった。
うとうとと意識が遠ざかって行く。
いっそこのまんま眠りについてしまい、もう目覚めなくてもいいと思えた。