社宅アフェクション
「それより大陸。高校入って初めてだよな、一緒に登校すんの」
「わ、そうだね!かつ兄、いっつも朝練で早かったから。ふふっ、なんか嬉しいな」
その言葉と笑顔に俺はドキッとした。
ヤバい…俺も嬉しすぎる…
でも俺は、そんな素振りは見せない。いや、見せられない。
「女みたいなこと言うなよ。朝練といや大陸、部活とか同好会入んねぇの?」
「うーん、いろいろ考えたけど、運動は苦手だから文化部……でも僕、本が好きだから…」
「だからいつまでもヒョロっちいんだぞ?」
小学校からずっと野球をやってきた俺とは正反対で、大陸は色白でヒョロっとしていて、髪もサラサラで、ほんと女みたいだ。
「わ、そうだね!かつ兄、いっつも朝練で早かったから。ふふっ、なんか嬉しいな」
その言葉と笑顔に俺はドキッとした。
ヤバい…俺も嬉しすぎる…
でも俺は、そんな素振りは見せない。いや、見せられない。
「女みたいなこと言うなよ。朝練といや大陸、部活とか同好会入んねぇの?」
「うーん、いろいろ考えたけど、運動は苦手だから文化部……でも僕、本が好きだから…」
「だからいつまでもヒョロっちいんだぞ?」
小学校からずっと野球をやってきた俺とは正反対で、大陸は色白でヒョロっとしていて、髪もサラサラで、ほんと女みたいだ。