社宅アフェクション
自己紹介は滞りなく(?)進み、全く覇気のない3Fのあいさつも無事に済み、今日は今後の流れを確認して解散となった。
「おつかれ…そんじゃ…」
「うん、おつかれ…って、えぇ~!?」
か、勝彦が私にあいさつした!?よっぽどショックだったみたい。足を引きずるようにして、部活にむかっていった。
でも、今回は分かるよ、その気持ち。
大陸がいないって知ってたら、一番大変で地味って言われてる装飾部門なんか入らないもん。
「お・ね・え・さ・ま♡」
「そ、蒼空!!うわっ、抱きつくなぁ!!」
ふいに後ろから蒼空が私にまとわりつく。
そういえば大陸が装飾部門だって確認したのは蒼空で……
「これからも放課後ずぅ~っと一緒ですね!さ、部活行きましょ?」
「ねぇ、蒼空。なんで大陸、装飾部門にいないの…?本人に聞いたんだよね?」
私の口から大陸という言葉に、少し不機嫌になった蒼空が答えた。
「ちゃんとメールで確認しましたよ?お姉さまの目の前で。クラスで希望者多かったみたいで、ジャンケン負けたって言ってましたよ」
ジャンケン……そうか、その可能性を考えていなかった…。
「それで大陸は…」
「りっちゃんから聞いてないなんて、珍しいですよね、お姉さま。あの子、企画・運営部門ですよ?」
企画・運営部門……きたぁ~!!当日一番忙しいやつ~!!!!!!
「おつかれ…そんじゃ…」
「うん、おつかれ…って、えぇ~!?」
か、勝彦が私にあいさつした!?よっぽどショックだったみたい。足を引きずるようにして、部活にむかっていった。
でも、今回は分かるよ、その気持ち。
大陸がいないって知ってたら、一番大変で地味って言われてる装飾部門なんか入らないもん。
「お・ね・え・さ・ま♡」
「そ、蒼空!!うわっ、抱きつくなぁ!!」
ふいに後ろから蒼空が私にまとわりつく。
そういえば大陸が装飾部門だって確認したのは蒼空で……
「これからも放課後ずぅ~っと一緒ですね!さ、部活行きましょ?」
「ねぇ、蒼空。なんで大陸、装飾部門にいないの…?本人に聞いたんだよね?」
私の口から大陸という言葉に、少し不機嫌になった蒼空が答えた。
「ちゃんとメールで確認しましたよ?お姉さまの目の前で。クラスで希望者多かったみたいで、ジャンケン負けたって言ってましたよ」
ジャンケン……そうか、その可能性を考えていなかった…。
「それで大陸は…」
「りっちゃんから聞いてないなんて、珍しいですよね、お姉さま。あの子、企画・運営部門ですよ?」
企画・運営部門……きたぁ~!!当日一番忙しいやつ~!!!!!!