社宅アフェクション
数十分後、スーパーの袋をさげた直人が戻ってきた。
すぐにキッチンに立ち、鼻歌混じりに料理を始めた。
「直人くんって、料理できるの?」
「さぁ?でも会津って手先器用だし、美術部だから感性とかでできるんじゃないか?」
「感性って、そういうものなの?」
京子と佳乃がそんな会話をしている間にも、キッチンでは料理が進んでいるようだった。
さらに数十分後──
「はい、できたよ!試作第1号!!」
「…え、マジか……」
「その名も、お好み焼き粉のもちもちクレープとたこ焼き粉のおもしろシュークリームだ!!」
目の前にはクレープとソースのかかっていないたこ焼きのようなもの(シュークリーム…?)。
とりあえず食べてみた。
「んっ…こ、これは……」
「どう?ハニー?」
「おいしいっ!!」
「なおちゃん、すご~いっ!!」
「このたこ焼き、チョコ入ってるぞ!」
「こっちはバナナ!温めてもおいしい…」
賞賛の言葉を浴び、直人は得意気な顔をしている。でもあの2つの粉を使ってスイーツができるなんて……すごい!
盛り上がった私たちは、スイーツを作りまくって1日を過ごした。
すぐにキッチンに立ち、鼻歌混じりに料理を始めた。
「直人くんって、料理できるの?」
「さぁ?でも会津って手先器用だし、美術部だから感性とかでできるんじゃないか?」
「感性って、そういうものなの?」
京子と佳乃がそんな会話をしている間にも、キッチンでは料理が進んでいるようだった。
さらに数十分後──
「はい、できたよ!試作第1号!!」
「…え、マジか……」
「その名も、お好み焼き粉のもちもちクレープとたこ焼き粉のおもしろシュークリームだ!!」
目の前にはクレープとソースのかかっていないたこ焼きのようなもの(シュークリーム…?)。
とりあえず食べてみた。
「んっ…こ、これは……」
「どう?ハニー?」
「おいしいっ!!」
「なおちゃん、すご~いっ!!」
「このたこ焼き、チョコ入ってるぞ!」
「こっちはバナナ!温めてもおいしい…」
賞賛の言葉を浴び、直人は得意気な顔をしている。でもあの2つの粉を使ってスイーツができるなんて……すごい!
盛り上がった私たちは、スイーツを作りまくって1日を過ごした。