社宅アフェクション
「げっ!!!!」
両方の鼻の穴に詰め込んだティッシュをヒラヒラさせている、マヌケでバカでアホな顔が、そこにはうつっていた。
そうだった。朝ドアに顔をぶつけて、鼻血が出て、止血の応急処置としてティッシュを詰めておいたんだった……
は、恥ずかしいっ!!!!!!
「だからみんな笑って…どおりで息切れもひどいし、声だしにくいし…うぅ、穴があったら入りたい……」
「とりあえず鼻の穴からティッシュ出せ」
やっと状況を理解して真っ赤になる私に、勝彦は追い討ちをかける。
「ちょっと勝彦くん!!大丈夫ですよ、お姉さま。ティッシュが入っていても十分かわいいですから」
「そうだよハニー。女の子はちょっと天然の方がかわいいんだから!」
全然フォローになってないよ……
「さっきまで2人とも大笑いしてたくせに」
「「うっ………」」
蒼空と直人が固まった。
両方の鼻の穴に詰め込んだティッシュをヒラヒラさせている、マヌケでバカでアホな顔が、そこにはうつっていた。
そうだった。朝ドアに顔をぶつけて、鼻血が出て、止血の応急処置としてティッシュを詰めておいたんだった……
は、恥ずかしいっ!!!!!!
「だからみんな笑って…どおりで息切れもひどいし、声だしにくいし…うぅ、穴があったら入りたい……」
「とりあえず鼻の穴からティッシュ出せ」
やっと状況を理解して真っ赤になる私に、勝彦は追い討ちをかける。
「ちょっと勝彦くん!!大丈夫ですよ、お姉さま。ティッシュが入っていても十分かわいいですから」
「そうだよハニー。女の子はちょっと天然の方がかわいいんだから!」
全然フォローになってないよ……
「さっきまで2人とも大笑いしてたくせに」
「「うっ………」」
蒼空と直人が固まった。