ギャップ彼女 2
休み時間になり、真っ先に高瀬さんのところに行ったリン。


「高瀬さん。私は罰ゲームで選ばれちゃったけど、一緒にチア頑張りましょ!!」


「…え?罰ゲーム?」


「そうよ。あ!でも、安心して。罰ゲームは私だけだから。高瀬さんが選ばれたのは実力よ。とても可愛いもの。」


「え!?」


「私は、こんな嫌がらせなんかには絶対屈しないわ!!上等よ。受けてたつわ」


「え?え?」



リンの言葉にオロオロする高瀬さん。
状況が呑み込めないらしい



そりゃそうだ。リンは本気で、みんなの嫌がらせで、チアガールに選ばれたと思っているんだ



その様子を見ていた海斗は「リンは、あいかわらずだな」とクスクス笑っていた。



『そうだね』


でも、そんなリンも可愛い。




~伊吹 SIDE END~
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