ギャップ彼女 2
やっぱり、リンは可愛い…。
思わず、見とれてしまった。



それは、海斗、佐々木も同じだった。愛莉にいたっては、何かを考える様にネームプレートとリンの顔を交互に見比べていた。





愛莉…まさか……気づいたとか?




「マジで可愛いな」
「だろ?」
「確かにね。でも、似てるんだよね…」
「誰と?」
「ううん、何でもない」
「伊吹、凜音ちゃん可愛いだろ?」
『うん。可愛い』


俺は、愛莉の言葉が気になって仕方がなかった




「凜音ちゃん、マジ可愛い〜。」


声をした方を見れば、隣の席に座る慎士が、凜音の働く姿をずっと目で追っていた。



ってかお昼、チョコレートパフェかよ!?



まぁそれはさておき、周りの客席を見渡せば、男連中は、頬を染めながらリンを目で追っていた。




リンが、また新たな客を虜にしてしまった事実に、溜息がでた。



〜伊吹 SIDE END 〜
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