ギャップ彼女 2

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「リーン！おつかれ！」

『紫苑さん、おつかれさまです』

「それにしても今日は、本当混んでたねー？しかも、客男ばっか。」

『もう、クタクタです…』



バイトが終わり帰る支度をしている最中、休憩に入った紫苑さんが声をかけてきた。



今日は、休日なみに混んでいた。スタッフも少なかったので、かなりハードだった。



『やっぱ、投票期間中は混むんですね。これも割引券パワーですね』


投票してくれた人には、次回使える割引き券が貰えるのだ。しかも500円分！本当、店長太っ腹だ…


「う〜ん、それもあると思うけど、好きな店員に1位になって欲しいから、何度も通う常連が多いのも理由だと思うなー。」


『そうなんですね。』



確かに、常連は毎日来てるんじゃないかって思う位、最近よく来ていたんだ。熱狂的ファンというものだろうか？



唯織さんや、沙羅さん、紫苑さんなど皆綺麗で可愛い。愛莉の言うとおり、スタッフの容姿レベルが高い気がする（ブスの私は、除いて）。だから、彼女らにファンがいてもおかしくないだろう。