ギャップ彼女 2
「メガネ無くて見えないでしょ?…大丈夫?」
『あー…それは大丈夫…それ程悪くないし。』
「そっか…良かった。」
不思議そうな表情をしたあゆみだったが、私の顔をマジマジ見て、口を開いた。
「でもさ、リンって本当可愛いね。
その変………じゃなかった……そ、その、メガネやめちゃえばいいのに」
『…あははは』
あゆみ…何気に今、変って言葉聞こえたよ?
メガネが変って、あゆみにも思われてたのね…
何気にショックだった私は、乾いた笑いしかでなかった。
実は、このメガネ…壊れて良かったのかもしれない。せめて、次は、まともなのを買おう。
心に誓った。