ギャップ彼女 2
みんなで雑談していると、


「ねぇ、花菜月さん、私もリンちゃんて呼んでいい?」

「あ、私も!いい?」



目の前のくるみちゃんとユイちゃんは、ニコニコしながら尋ねてきた。



『うん』



私も何だか嬉しくて笑顔で頷いた。すると、なぜか周りにいたクラスの男の子達が次々に





「「「俺も!!」」」と手を上げ、私達テーブルの周りに集まってきた。


『……うん』




みんなに注目されるのは、何だか恥ずかしかったが、私をクラスの一員として認めてくれた様な気がして、嬉しかったんだ。
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