ギャップ彼女 2
その後は、初めてメダルゲームをやった。
コインで、コインを押し出す単純なゲームだったが、意外と面白い



しかも、やり始めてわずか数分でジャックポットになり、沢山のメダルが出てきた時は、本当に驚いた。



蓮と2人で夢中になり、気づけば2時間位ゲームセンターで遊んでいたんだ。



『楽しかったね?』

「あぁ」



外に出れば、すでに真っ暗だった。
夏とは違い、日の入は早いね…




「暗ぇな…家まで送ってく」

『遠回りになるからいいよ…。電車だし、大丈夫だよ!』




なぜか、送ると言い出した蓮。私の家と、蓮の寮は逆方向だし断ったのだが、




「いいから、行くぞ」




と、手を引かれ歩き出した。しかも、荷物を全て持ってくれている。
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