ギャップ彼女 2
最終章
絶対絶命
無事にハロウィンパーティーが終わって、只今片付け中……といってもほとんどの片付けは、生徒全員でやるのでそんなにないのだけども。
「花那月さん悪いけど、これ体育館倉庫に返してきてくれる?そこの隅にあったのよ。」
私がひとりで戸締りなどの最終確認作業をしていると、怜奈がいきなり私に声をかけてきた。
『はい』
私は、彼女からそれを受け取ると体育館倉庫へと向かった。
…ったく誰よ…こんな物、持ってきたのは?
思わず溜息がこぼれた。
そう、なぜかフラフープがあったのだ。誰かが悪ノリして持ってきたのか、仮装で使ったのかは分からないが、本当に意味不明だ。
目立たない場所にあったらしいので、おそらく見落としたのだろう。
それにしても、誰もいない体育館って不気味だな…
私の足音だけが響いていて気持ち悪いんだ。
今日は、全ての部活は休みだ。
だから体育館に、ひと気がなくて当然なんだけど、誰でもいいからいて欲しかった。
夕方だし、お化けでそうだし。
うわ…なんか怖くなってきたかも…
一旦怖いと思ってしまうと、どんどん怖さが増してくる。
…どうしよう
あ、そうだ!!こんな時はーー…
「花那月さん悪いけど、これ体育館倉庫に返してきてくれる?そこの隅にあったのよ。」
私がひとりで戸締りなどの最終確認作業をしていると、怜奈がいきなり私に声をかけてきた。
『はい』
私は、彼女からそれを受け取ると体育館倉庫へと向かった。
…ったく誰よ…こんな物、持ってきたのは?
思わず溜息がこぼれた。
そう、なぜかフラフープがあったのだ。誰かが悪ノリして持ってきたのか、仮装で使ったのかは分からないが、本当に意味不明だ。
目立たない場所にあったらしいので、おそらく見落としたのだろう。
それにしても、誰もいない体育館って不気味だな…
私の足音だけが響いていて気持ち悪いんだ。
今日は、全ての部活は休みだ。
だから体育館に、ひと気がなくて当然なんだけど、誰でもいいからいて欲しかった。
夕方だし、お化けでそうだし。
うわ…なんか怖くなってきたかも…
一旦怖いと思ってしまうと、どんどん怖さが増してくる。
…どうしよう
あ、そうだ!!こんな時はーー…