ギャップ彼女 2
昼休憩の時、俺は怜奈を生徒会室へと呼び出した。ちなみにみんなは、体育館近くの準備室で昼休憩をしている。
「悠斗から呼び出すなんて、珍しいわね。大事な話って何かしら?」
嬉しそうにする怜奈に、俺は無言で数枚の写真を渡した。
「……」
その写真を見た怜奈は、目を見開いた。
1枚ずつ写真を見ていく度に、彼女の顔は青ざめていく。
何を隠そう、俺が手に入れたその写真には、色々な男とラブホテルに入っていく怜奈の姿が写されているんだ。
「…わ、私じゃ…ないわ…」
『…いや、確かに怜奈、お前だ。』
日付けいりの写真は、つい最近の日だ。
誰がどう見ても、怜奈の姿がハッキリと写っている。
しかも、5人の男と日替りでラブホテルに入っていく姿だ。
言い逃れは出来やしない。