ギャップ彼女 2
念のため私は、このまま入院する事になった。明日には、退院できるらしい。



はぁ…
せっかくの花火大会だったのにな。




悠斗と奏は、明日まで傍にいると言ったが、丁重にお断りした。頭痛もないし、もう何でもないから、これ以上迷惑はかけられない。




どうせ、明日には退院だ。
母とリクも、みんなと一緒に帰っていった。




でも何だか、1人って寂しいな…。
個室だから、余計にそう思うのかな…?





ん?
てか、個室って高いんじゃ…?




はぁ…
バイト頑張ろう…





そんな事を考えながら、ぼんやりと天井を見ていれば、次第に瞼が重くなってきて、いつの間にか眠りにおちていたのだった。
< 50 / 479 >

この作品をシェア

pagetop