ギャップ彼女 2
どうやら海斗には私がリンだっていう事はバレていない様子。



私は、ホッと胸を撫でおろした。




人気投票の期間中、生徒会のみんなも度々来店した。




「俺は、凛音ちゃんに投票するね」

「俺もだ」

「しょうがねぇから、お前に入れてやるよ。」

「もちろん、俺もね」

「俺だって、リン…じゃなかったリオンちゃんに投票するもんね!!」





隼人、悠斗、蓮、翔、伊吹が口々に言った。



『ありがとう。』



みんな、こんな私に気をつかってくれて本当にありがとう。




嬉しい気持ちでいっぱいだ。
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