ギャップ彼女 2

「なぁ、リン。」

『…なに?』



いつになく顔を、マジマジと見てくる海斗に動揺した。



そんなに見られると恥ずかしいんだけど…



ま、まさか、顔に何かついてるとか?


そんな事を考えていると、海斗が口を開いた。



「でもよー凛音ちゃんて、リンに似てる気がするんだよな」

『……。』



いきなりこんな事を言い出す海斗に、内心ヒヤヒヤものだ。




ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…



「そうか?」


首を傾げ慎士くんまで、私をジッと見つめてきた。




2人して、そんなに見んなーーー!?
< 95 / 479 >

この作品をシェア

pagetop