ギャップ彼女 2
「なぁ、リン。」
『…なに?』
いつになく顔を、マジマジと見てくる海斗に動揺した。
そんなに見られると恥ずかしいんだけど…
ま、まさか、顔に何かついてるとか?
そんな事を考えていると、海斗が口を開いた。
「でもよー凛音ちゃんて、リンに似てる気がするんだよな」
『……。』
いきなりこんな事を言い出す海斗に、内心ヒヤヒヤものだ。
ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…
「そうか?」
首を傾げ慎士くんまで、私をジッと見つめてきた。
2人して、そんなに見んなーーー!?