タイムマシーン

とは言っても

あたしは先輩のサポートをするだけなんだけどね


まだお茶をたてられない



6畳ほどの和室だから
1度の客は8人までで部員が入れば部屋はいっぱいだ



茶事が進む

同じ1年生部員がお湯を運んでいる時だった

浴衣で足がもつれたのだろうか

畳のへりにつまづいた




「―熱っ!」

つまづいた拍子にお湯が
りな達の方にお湯がかかった



「大丈夫!?」



顧問の先生が駆けつけて
「冷やすからこっちに来なさい」と
みんなを裏へ連れていった
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