タイムマシーン




「―本当は、5年生で同じクラスになった時
嬉しかった


でも、あたし甲斐くんのこと好きになる資格ないって
思ってた」




後ろから甲斐くんの背中にギュッとした



「―でもやっぱり好きだから、
頑張って、結び目解くから

あたしを甲斐くんの彼女にしてください。


――好きでもいいですか?」





甲斐くんのお腹にまわした手がギュッと握られた

「…いいに決まってるだろ」

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