貴方の背中【短編】
「でもさぁ―――小野って彼女何人もいるけど・・本当に好きな子がいるらしいよ?」




思いもよらぬ夏樹の言葉に一同は静まった。




「え――――――っ!!!」




とみんなは驚きを隠せないようだ。




小野さんって・・・



本命がいるんだ・・・




私はがっかりする。




小野さんが好きな人ならよっぽど可愛いくて美人に決まってる・・・





負けたな―――・・・・





私は俯く。
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