王子様に今も溺愛中ッッ


「那月…つら…かった…ね…」



「遥…」



「那月にだって…幸せくるよ…?あたしが断言する。大丈夫だよ…」



那月は泣いていた



「那月…?」



「遥…ありがとう…俺のために泣いてくれたの遥だけだよ…」



「那月ッ…」



あたしは那月を抱き寄せた



「大丈夫。大丈夫だよ…?あたしはいつでも、いつだって那月の味方だからね?」



「ありがとう…」




あたしはしばらく、那月を抱きしめていた
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