また会える日まで。
「あたしの写真売ってまた儲けてたんでしょ。ちゃんと知ってるんだから」
彼を強く睨みつけて、彼にだけ聞こえるよう小声で囁く。
すると、彼の表情は途端に焦りだす。
「いや、あれは違うんだって、ほら、あのさ、先輩に頼まれて断れなくてさ…」
しどろもどろになりながらも言い逃れようとするヒロくん。
「なにが違うわけ?ついこないだも言ったはずだけど。あんた犯罪だからね?」
「だからその、えと…俺は悪くないって!」
…まだ言うか。