Shining Moon&Star's 完結
ため息を溢したいのは、こっちだっての!!


「俺らに、夏休みはあんのかよ!」


涼が、机に突っ伏しながら言う。


「さっさと片付ければ、少~~~~しは、あるかもね」


あたしの言葉に、涼や翔平は諦めたような顔をする。


「進級と今の夏休みと、どっちが大事なのよ」


どう考えても、進級の方が優先だろっ!!


「、、、夏休み」


涼は、あたしの問いにバカみたいな返答を返す。


「涼!!進級が大事に決まってるでしょ!」


そんな涼に一喝を入れた。


「ハイハイ」


あたしは手を叩く。


「文句言ってるないで、さっさと課題終わらせなさい!!」


その言葉に、彼らはまた課題プリントを再開した。

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