Shining Moon&Star's 完結
その言葉は、誰に向けられているモノかわからず、先生方は不思議そうにしている。


あたしも、その1人で、、、


あたしは、彼女の様子を伺う。


「リン。どうした」


一緒に来ていた、男の人が女の人に声を掛ける。


でも、その女の人は返事を返すことなく、ゆっくりとあたしの元へと歩みを進めてくる。


え、、、?あたし、ですか?


あたしは、変な緊張感に襲われる。


女の人は、あたしの元に来ると警察手帳を見せてくる。


「あの。白戸雫月さん、ですね」


確認するように言う彼女に、戸惑いながらも頷く。


「少し、お話を聞かせて頂いても、よろしいですか?」


いや、あたしは話すことなんてないんですけど、、、

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