Shining Moon&Star's 完結
彼らとあたしが過ごした時間は、確かに、、、


少しずつだけど、変わってきている。


彼らのことを見送った後。


あたしも教室から、職員室へと場所を移した。


「どうぞ」


水城先生が、コーヒーを入れてくれた。


「すいません」

「いえ。調度、あたしも飲みたかったんで」


そう言い、水城先生も自分の席に着く。


「彼ら、ちゃんと来たんですね?来ないかと思いましたよ、あたしは」


来なきゃ困るのは誰でもない、彼ら。


「彼らも、そこまでバカじゃないですよ。進級が掛かってるんですから」

「でも、、、他の先生方だったら、来なかったと思いますよ?」


そう、、、だろうか?


でも、そうだったら、少し嬉しいかも知れない。

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