Shining Moon&Star's 完結
あたしには、不思議で仕方がない。


「なんで、うちのクラスにこんなにも人が集まってるんですかね?」

「そりゃ、彼らでしょ」


水城先生は、秋たち5人のことを指差す。


「彼ら、ですか?」

「え、白戸先生。彼らのこと、何とも思わないですか?」


何ともってわけじゃないけど、、、


「問題児、だなとは」

「そういうことじゃないですよ!彼ら、イケメンじゃないですか!」


、、、イケメン?


「そう、ですか?」


あたしには、イマイチよくわからない。


「思わないですか?」


思わないも何も、よくわからない。


「彼ら、モテるんですか?」

「モテモテですよ。まぁ、若い女の子たちにとって、彼らは高嶺の花みたいもんです」

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