Shining Moon&Star's 完結
「まぁ、毎年のことじゃね?」


文化祭は、喧嘩する場所じゃないんですけど、、、


__ガシャン__


そんな話をしていると、水城先生のクラスから物音がした。


それに、何か揉めているような声も聞こえる。


あたしはため息を溢し、水城先生のクラスへ向う。


水城先生のクラスの生徒と他校の生徒が、胸倉を掴み合っている。


水城先生も止めようと、声を掛けているが聞く耳すら持たない。


「止めなさい」


だから、あたしも喧嘩をしている生徒のことを止めに入る。


「誰だ、てめぇ」


他校の生徒が、あたしに突っ掛かってくる。


「教師ですけど」

「なら、怪我する前に引っ込んでろよ」


なんてバカにしたように、言われる。

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