Shining Moon&Star's 完結
「あたしと遥みたいな感じなのかな?」

「いや、あたし達の方が強い絆でしょ?」


そう断言する遥に、、、


「そうだよね」


そう、笑って返事を返す。


「だから、あたしには隠し事しないでよ?雫月が辛いと、あたしも辛い」


、、、遥。


「ごめん。、、、あたし、遥にもまだ、ちゃんと言えてないことがある」

「、、、そっか」

「でも、、、」


あたしは遥の目を見て、真っ直ぐに言う。


「待ってて、くれる?あたしが全部、話せる日が来るまで」

「もちろん。だって、あたしは一生、雫月の友達だもん」

「ありがとう、遥」


あたしは、心の中ではなく、、、


ちゃんと言葉にして、遥に想いを伝えた。

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