Shining Moon&Star's 完結
だって、暴走族だし。


喧嘩して、自分たちのチームの価値を上げて行くものじゃないの?


それは、あたしの勝手な偏見だけど、、、


「それの、何がいけないの?」

「喧嘩にだって、意味があるモノもある。だけど、大半は無意味な喧嘩だ」


意味のある喧嘩か、無意味な喧嘩は、彼らにしかわからないんだろう。


「無意味な喧嘩で仲間が傷付くことほど、辛いモノはねぇ」


秋が言う。


その痛みは、夜狼会の総長として上に立つ、秋自身が感じたモノなのだろう。


「それで、その無駄な争いを少しでも無くそうと、星夜さん達の代が動いたんだよ」


星夜たちは、何をしたの?


あたしは、次の言葉を待つ。

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