Shining Moon&Star's 完結
星夜はポツリポツリと、話し出す。


響月と過ごした日々のこと、凜くんとのこと、、、


そして、、、星夜の想い。


星夜の話に、時折相槌をうち、、、


あたしは、、、3人にとって、お互いの存在がどれだけ大きいモノだったのか、知った。


そして、「一生「仲間」だと、大切な奴だ」と話す星夜が、羨ましく思った。


、、、仲間。


その言葉に、あたしは先日のことを思い出す。


暁夜から、「星夜には言うな」と言われた。


あの、話を、、、


星夜にとって、夜狼会の仲間は、、、「大切な人たち」


なのに、あたしは星夜に話さなくて良いのだろうか?


それで、本当に、、、良いの?


でも、、、


星夜が有紗と関わりを持つことを、あたしは恐れている。

< 178 / 295 >

この作品をシェア

pagetop