Shining Moon&Star's 完結
それぞれの気持ちと、涙
文化祭を終えて、いつもの学校生活へと戻る。


そして、季節は、、、夏から秋と、変わろうとしていた。


1年の中で1番嫌いな、秋へと、、、


リビングにあるカレンダーを捲り、自然とため息は零れる。


「雫月。今年は、あんたも居るでしょ?」


ママが、言う。


「、、、うん」


あたしはママの言葉に、頷く。


今週の日曜日は、響月の命日。


毎年平日で、学生の時も就職した後も、、、


あたしは響月の命日に「バイトや仕事」と、いろいろと言い訳をつけて、家には帰ってこなかった。


そんなの、どうにでも出来たけど、、、


あの空間に、居たくなかったんだ。

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