Shining Moon&Star's 完結
「お前、何してんの?」


そう、急に声を掛けられ、ハッとする。


そして、キョロキョロと辺りを確認する。


「寝てたのかよ」


そんなあたしの様子を見て、暁夜はバカにしたように鼻で笑う。


「起きてたわよ。ただ、、、考え事してただけ」

「考え事ねぇ。もう、とっくに日は落ちてるけど?」


それは、見ればわかるわよ!


職員室の窓から、チラッと外を確認する。


暁夜の言うとおり、あたしは何時間こうしていたんだろう。


帰りのHRが終わってからだから、、、


あぁ~!考えるのも、めんどくさい。


あたしは考えることを、放棄する。


「他の先生たちなんて、サッサッと帰ったってのに、、、」


なんて、何故か呆れられる。

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