Shining Moon&Star's 完結
「なんだよ、その中途半端な返事は」


そう言い、何故か、暁夜は腰を下ろす。


「忘れ物取りに来ただけなんでしょ?なのに、なんで座ってんのよ」

「なんとなく。てか、さ、、、日曜日。響月さんの命日なんだろ?」


暁夜も、知ってたんだ。


「、、、うん。来ると、思う?」

「誰が?」

「星夜」


あたしの言葉に、暁夜はアホっぽい顔をする。


「文化祭のあの日から、連絡取ってないの」

「は?」


こんなことを、星夜の弟の暁夜に話すのはおかしなことだってわかってる。


でも、、、暁夜が今、暇そうだし。


ま、いっか。


「なんで?」


そう言われても、、、

< 196 / 295 >

この作品をシェア

pagetop