Shining Moon&Star's 完結
星夜が、1人で傷付くより、、、


星夜と一緒に、あたしも苦しんで居たい。


星夜の傷は、あたしの傷。


星夜の苦しみも、悲しみも、、、


全部、全部、、、あたしが一緒に背負う。


これ以上、星夜が1人で「責任」と言う「孤独」を背負わなくても良いように、、、


「俺の方が、、、お前のことを、幸せにしてやれんのに、、、」


暁夜が切なそうに、顔を歪める。


「ありがとう。、、、暁夜」


そんな暁夜に、あたしはお礼の言葉を向ける。


「昔の、何も知らないあたしなら、、、きっと星夜じゃなく、暁夜の手を握っていたと思う」

「昔の、お前なら?」


あたしは、暁夜の言葉に頷く。

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