Shining Moon&Star's 完結
何も知らず、「過去」と言う「傷」を背負って居なかった、あたしなら、、、


迷うことなく、暁夜の手を握って居たよ。


誰でも「辛い人生」より、「幸せな人生」の方が良い。


むしろ、好んで「辛い人生」を選ぶ人間なんて、居ないだろう。


「昔のあたしは、誰かから与えられる「幸せ」ばかりを求めてた」

「じゃ、今のお前は、、、なんで、兄貴を、、、選ぶんだよ」


それは、、、


「今のあたしは、星夜を幸せにしてあげたいの」


今のあたしは、自分の幸せより、、、


相手の、、、星夜の幸せが1番、欲しいんだ。


星夜には、昔みたいに心から笑って欲しい。


誰かのことを気に掛けて、無理に笑うんじゃなく、、、


素直に、心から笑えるように、、、

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