Shining Moon&Star's 完結
あたしは、誰かに嫌われるのが怖いんだ。


否定とかされるよりも、、、1番、怖い。


だって、否定とか拒絶とかなら、、、


その人と、まだ向き合えるような気がする。


だけど、嫌われたら、、、


あたしはその人の、瞳にすら映ることが出来ないんじゃないかって、、、


そう、思ってしまう。


「お前、さ。、、、意外と、酷なこと言うんだな」


__グイッ__


暁夜は、あたしが掴んでいた手を引き寄せる。


そのせいで、あたしは今、、、暁夜の腕の中に居る。


「簡単に、、、お前のことを、嫌いになれたら、良かった。忘れられたら、、、どんなに、良かったか」


暁夜の行動と言葉に、あたしの頭は上手くついていってくれない。

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