Shining Moon&Star's 完結
それに、響月とあたしは兄弟だけど、、、


響月とあたしは、全く似てないと思う。


「似てないですよ」

「似てるよ?だって、、、3人とも、影って言うのかな?なんか、あたしにはわからない世界で生きてると言うか、、、」


、、、影、か。


遥も、星夜のことを、、、


『影のある男?』


なんて、言ってた。


「、、、瑞輝さん」

「あ!別に、悪い意味じゃないよ?ただ、、、少し、寂しい」


瑞輝さんは、昔のことを思い出しているのか、、、


ボーっと、遠くを眺める。


「響月も、そうだったから、、、。いつも、肝心なことは言ってくれない。響月ね?大丈夫じゃない時ほど「大丈夫」って言うの」


大丈夫じゃない時ほど、、、

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