Shining Moon&Star's 完結
「「何があっても」って、、、響月にはどれだけ、あたしが強い女に見えてたんだろうね?」


無理に笑って、そう言う瑞輝さんに、、、


あたしは、、、限界だった。


「ごめん、、、なさい、ごめんなさい」


そして、そう、、、


何度も、何度も、、、


あたしは瑞輝さんに、その言葉を向けた。


瑞輝さんはそんなあたしの行動に、戸惑う。


「雫月?」


いち早く、そんなあたしに気付いたのは、遥だった。


「どうしたの?」


遥は心配そうに、あたしのことを抱き締める。


そして、、、


優しく、あたしの背中を撫でる。


自分がしてしまった過ちは、、、こんなにも、大切な人を苦しめていたんだ。

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