Shining Moon&Star's 完結
その痛みが、、、


どれだけのモノだったか、あたしは全然、、、わかっていなかった。


瑞輝さんにとって、響月の存在は、、、


とてつもなく、大きくて、、、


そんな響月の死を隠し続けていた、あたしは、、、


とてつもなく、大きな過ちを犯していたんだ。


そんなことに、今になって気付くなんて、、、


あたしは、、、大バカ者だ。


もっと、もっと前に、、、


瑞輝さんの痛みに、気付いてあげなければいけなかったのに、、、


あたしは、瑞輝さんの優しさを利用して、、、


ずっと、甘えて居たんだ。


今もまだ、、、こんなにも、苦しいのは、、、


今まで、あたしが逃げてきた時間(トキ)の痛み。

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