Shining Moon&Star's 完結
「俺は、、、お前のことを、傷つけたいわけじゃねぇ」


暁夜は、それだけ言うと、、、


職員室を出て行ってしまった。


、、、言い、逃げじゃん。


あたしは、グッと、、、下唇をキツク噛んだ。


そのせいで、口の中に血の味が広がる。


あたしは、、、どれだけ、周りの人を傷つければ、、、気付くんだろう。


誰も、傷つけたいわけじゃないのに、、、


今、暁夜を傷つけているのは、、、過去のあたし。


中途半端のことをしてしまった、あたしのせいだ。


過去は、どうやったって、、、書き換えられない。


なら、あたしは、、、どうしたら、暁夜の苦しみを取り除いてあげられるの?


そしてあたしは、また、、、


過去の自分のことを、責めるしかなかった。

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