Shining Moon&Star's 完結
あたしは振り返り、凜くんの方を見る。


「あたしにとっても、凜くんは大事な人。星夜と同じって、訳には行かないけど、、、遥と同じくらい、あたしの大事な友達」


あたしの言葉を聞き、笑みを溢し、来た道を戻って行く。


そんな凜くんの背中が見えなくなるまで、あたしは見送った。


玄関の灯りは付いていたが、どうやらママは寝ているみたい。


だから、あたしは静かに自分の部屋に向った。


荷物を適当に置き、ふぅ~と一息つ居ていると、携帯が鳴った。


滅多に鳴ることなんてないのに、今日はよく鳴る日だな?


なんて思いながら、携帯を開く。


画面には「星夜」と、表示されている。


そして、あたしは通話ボタンを押した。

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