Shining Moon&Star's 完結
でも、こうやって、、、


星夜と手を繋いで、隣を歩くのも悪くない。


「なんか、デートって、感じだね?」


あたしはクスッと笑みを溢し、言う。


「感じじゃなくて、デートなんだけど」


それも、そうか。


あたしと星夜は付き合ってるわけで、、、


そんな2人が一緒に居るんだから、「デート」と言わないで、なんて言うんだろう。


「あ、ここだ」


星夜の言葉に顔を上げると、普通の家のような建物が目に入る。


「知り合いの家?」

「一応、店」


お店と言われても、看板とか出してないんですけど、、、


入り口だって、どう見ても普通の玄関だ。

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