Shining Moon&Star's 完結
「高校生って、曖昧な頃だと思わない?」


義務教育を終わってる以上、子供とは呼べなくて、、、


だからと言って、大人と呼ぶには、まだ未熟で、、、


「そんな曖昧な時期だから、彼らは間違いも犯す」


あたし達が、間違ってしまったように、、、


「そんな彼らが、大きな傷を背負う前に、、、あたしは、気付かせてあげたい」


あの時と、後悔する日がないように、、、


あたしみたいに、ならないように、、、


「まぁ、、、あたしに出来るか、わからないけど」


そう言う、あたしに、、、


「出来るよ」


星夜は、自信満々に言う。


「曖昧な頃だろうが信じて良い奴とそうじゃねぇ奴の区別くらい、ちゃんとついてる。もし、俺が高校生のガキでも、、、雫月のことを信じた」

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