∞幸福フィロソフィー∞


クミカはとても落ち着いていて
其れは逆に不気味だけど

あたしも、右手に握りしめた携帯の中に潜んだ悪魔を
どう露呈しようか頭を働かせていたから
クミカの口火にちょっと反応をためらった。



「ん?」



普通に考えれば
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