∞幸福フィロソフィー∞

「はい。
だから、返します。」


クミカの目にうっすらと漂った悲壮感は
ゆっくりと時間をかけ
きっと闘志に変わるんだろう。

其れは彼女なりの、ある種の
ケジメなんだと


静かに頷き茶封筒を受け取った。
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