∞幸福フィロソフィー∞
当然のように返答をしないヨウタを
あたしはチラッと見てヨシノに目線を移す。


ヨウタの思惑が

ようやく靄のなくなった空のように
澄み渡りはじめ

理解できる。


其れはあまりに非道で計算高く
背筋が氷を撫でられたかのようにヒヤッとする。







ヨウタは

ヨシノを
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