∞幸福フィロソフィー∞

「…あ、そぉ。」


嬉しいのか、ヨシノの口角がキュッと上がった。
彼女は完全にヨウタに落ちて溺れてる。
其れがお前の最終兵器な訳でしょ、ヨウタ?


反してヨウタはあたしを見つめ続ける
訝しげな表情で。






「そのかわり」


ほらほら
あたしの次に発する言葉が読めなくて
眉間にシワが寄ってる。


なぁヨウタ?



お前本当に
馬鹿だよやっぱり。
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